抜け毛って遺伝なの?

目次

家系によって薄毛かどうかは決まる?

髪の毛の状態は遺伝以外も影響している?

遺伝によって薄毛になってしまった場合の対処法とは

家系によって薄毛かどうかは決まる?

「自分の父親がハゲているから、将来ハゲるかもしれない」、「自分のおじいちゃんは髪の毛が薄いので心配だ・・・」など、家系によって将来自分もハゲになってしまうのではないかと戦々恐々な方もいることでしょう。

遺伝によって薄毛になってしまうことは可能性として十分に考えられます。

中でも、薄毛の影響が考えられるX染色体のアンドロゲインが遺伝すると、髪の毛に大きな影響を与えると言われています。

X染色体は母親から受け継がれるため、父親の薄毛とは別問題です。

特に母親の父、つまり祖父にあたる人間が薄毛かどうかがポイントとなります。その薄毛の遺伝子を引き継いでしまうかどうかで自分の頭皮環境も変わってきます。そして、ホルモンの受容体というのは優性遺伝と呼ばれ、非常に遺伝子として強いものがあるので遺伝する可能性が高いと言われています。

母親のお父さんが何歳ぐらいで薄毛になってしまったかというのも判断材料として聞いておくのも良いかもしれません。しかし、例えば母方の祖父が薄毛だからといってX染色体を受け継いで100%薄毛が遺伝するというわけではありません。

正確な確率は発表されていませんから、薄毛対策を講じることで抜け毛や薄毛を防止し、髪の毛を持続できるということは十分に可能性としてあります。

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髪の毛の状態は遺伝以外も影響している?

顔や身長が親と似るのと同じように、髪質や髪の細さなども遺伝によって決まる部分があります。

例えば、剛毛で天然パーマの両親から直毛のサラサラの髪の毛の子が生まれるというケースはまずないでしょう。そう考えると薄毛というのも遺伝によって決まってしまうのではないかと考えるのも無理はありません。

しかし、髪質とは違い、抜け毛が発症するかどうかというのはヘアサイクルの乱れや血液循環によって決まる部分があります。髪が細い方でも、血液循環が良い体のつくりを継承していれば高齢になるまで髪の毛を維持することも十分可能です。

髪質よりもむしろ血液循環が良く、血流に血栓などが出来にくい体質の方のほうが健やかな髪の毛を育てられる状態と言えます。これは遺伝よりも普段の節制で対応できる部分です。

よくタバコやお酒、食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足が髪の毛に悪い影響を与えるといわれます。これらはすべて血管を収縮してしまう作用があるため、髪の毛に栄養を送り込む量が減ってしまい、抜け毛を招きます。

遺伝だけにとらわれず、規則正しい生活を送り、野菜を積極的に摂取するなどいかに血流を良くして血管を太くたくましいものに保てるかということの方が大切です。

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遺伝によって薄毛になってしまった場合の対処法とは

薄毛になってしまう要因の一つとして遺伝が挙げられます。

男性ホルモンの受容体は感受性がX染色体によって決められます。X染色体は母方から遺伝するため、むしろ父親の頭皮状態よりも、祖父の頭皮状態を詳しく調べる必要があります。

遺伝による薄毛は25%程度と一般的に言われていますので、決して高い数値ではないので諦める必要はないでしょう。

最近では遺伝であっても発毛効果を感じさせてくれるフィナステリドやミノキシジルなどの効果的な成分も数多く発表されていますので、継続的に薄毛対策を行っていけば30代40代になっても抜け毛が発症しない状態を保つことができます。

この2つの成分は医学的にも認められていて期待感がとても高いので薄毛患者の中でも人気があります。

しかしデメリットもあり副作用もいくつか報告されていますので、いきなりこのような成分を使って抜け毛改善を行うのではなく、まずは育毛シャンプーや市販されている育毛剤などから手を打つのが無難な薄毛対策となります。

最近では育毛を改善することを目的としたサプリメントも販売されています。薬ではないので副作用のリスクもなく安心して服用できると人気を集めています。まずは、副作用のリスクがない育毛サプリメントや育毛シャンプーから試してみてはいかがでしょうか。

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