食事で抜け毛対策

目次

食事と抜け毛の関係性とは

エストロゲンと似た作用の大豆イソフラボンで抜け毛対策

食べ物で抜け毛対策として効果が期待できるものといえば

食事と抜け毛の関係性とは

抜け毛が発症してしまう要素として、食事が非常にポイントとなっています。

なぜならば、食事で摂取した栄養素が血液を巡って毛細血管を伝い、毛乳頭に必要な栄養素が行き渡るからです。

血液循環が悪いと抜け毛の量が増えてしまったり、最悪の場合、脳卒中や脳梗塞などの重度の病気を伴う危険性もあります。

食事でコレステロールや脂肪分の多いものばかり摂取していると、血液中に血栓ができやすい状況を招いてしまいます。ドロドロの血液がだんだんと固まって、血管を詰まらせてしまうと動脈硬化が進み、脳細胞を死滅させてしまうというリスクがあるので、血液状態を常にサラサラにキープすることが抜け毛予防にもつながっていきます。

具体的にどのようなものを摂取すると血液の流れが悪くなってしまうのかというと、クリームパン、ホットケーキ、カップラーメン、ミートパイなど非常にコレステロール値が高いものが危険とされています。

逆にコレステロールを吸収し、血液をサラサラにしてくれる効果があるものは海藻類のモズクや昆布、わかめ、野菜のキャベツやブロッコリーです。

これらはコレステロールを分解して、排出する機能があると言われています。コレステロールの高いものを食べる時は海藻類や野菜も同時に摂取すれば、血液中のコレステロールの流出を最小限に防ぐことができるでしょう。

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エストロゲンと似た作用の大豆イソフラボンで抜け毛対策

食事でできるだけ抜け毛を防ぐには、女性ホルモンと似たような作用があるエストロゲンを多く体内に取り入れることで抜け毛を抑制する効果が期待できます。

具体的には、何が良いかというと大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンには、髪の毛の抜け毛予防や疾病予防にも効果があると厚生労働省からも発表されています。

大豆というとちょっと毎日摂取するには難しいと思う方もいるかもしれませんが、納豆や味噌汁に入っている豆腐にも大豆イソフラボンが多く含まれていますので、何も豆だけに配合されているというわけではありません。

毎日摂取するのにも無理な食材ではないので、比較的定期的に摂取しやすい食材といえるでしょう。毎日、大豆イソフラボンを摂り入れることで頭皮の潤いを保ち、コラーゲンを増やし、抜け毛予防だけでなく美肌効果も期待できます。

大豆イソフラボンは育毛サプリメントや育毛剤、育毛シャンプーなどにも配合されているケースがあり、抜け毛予防のスタンダードな存在として知られています。1日の大豆イソフラボンの摂取量は50mgほどが一般的に良いと言われています。

50mgは納豆1パック程度なので決して無理な容量というわけではないのでコンスタントに摂取しやすい食材となっています。

意識的に大豆イソフラボンを含んだものを毎日摂取して、抜け毛対策に講じてみてはいかがでしょうか。

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食べ物で抜け毛対策として効果が期待できるものといえば

食べ物で抜け毛対策として取り入れるなら一つの成分というよりは、バランスよく、いくつかの成分を定期的に摂取するのが効果的です。

具体的には血行促進効果が期待できる緑黄色野菜の人参やピーマン、キャベツ、ほうれん草、ブロッコリーなどが効果的です。これらはビタミンを多く含んでいて新陳代謝の活性化を促し、抜け毛予防に役立つ栄養素は血液を通じて頭皮に送り込むことができます。

ちなみにビタミンはもちろん野菜だけではなく牛肉、マグロ、大豆などにも含まれています。

そしてさらに重要なもの成分は亜鉛です。

亜鉛を摂取するには牡蠣やレバー、アーモンド、卵黄、うなぎなどが効果的です。ただ、亜鉛の場合は常日頃摂取しているような食材にはなかなか多くの亜鉛が含まれてないので、摂取するのが難しい成分でもあります。

足りない分の亜鉛は育毛サプリメントを使って摂取するのも効率的で良いとされています。

そして最後に抑えておきたいのがタンパク質。

タンパク質は髪の成分となっているいわば髪の原料ですから、摂取することは大切です。具体的には大豆製品、鶏肉、卵、チーズなどに多く含まれています。

血液循環を良くするものや髪の毛を作り出す栄養素など、一言に抜け毛対策に良い食べ物といっても、食材それぞれに役割があります。一つの食材に固執することなくバランスよく摂取していきましょう。

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