目次
50代女性に起こりやすい薄毛の原因1
薄毛が気になっていませんか?
ブラッシングをすると、髪の毛がごっそりと抜けていたり、お風呂に入ると排水溝に髪の毛がたくさんたまっていたり。
そんな現実を目の当たりにするのはつらいですよね。
でも、どうして50代になると髪の毛がどんどん薄くなってきてしまうのでしょうか。その薄毛の原因について迫ります。
まず、50代になると、多くの女性は閉経が近づいてきます。
そのため、ホルモンバランスが崩れていき、更年期障害になってしまうのです。
更年期障害になると、今まで分泌されていた女性ホルモンの分泌量が徐々に低下していきます。
そのため、髪を育てるホルモンも分泌量が減って行くのです。このころには、白髪が増えてくるという女性も多いのではないでしょうか。
このような症状が発生する原因に女性男性型脱毛症というものがあります。しかし、現段階では女性男性型脱毛症の治療方法は見出されていません。
そのため、婦人科などに通って、女性ホルモンの働きを増幅させるようなホルモン療法を行うなど、対処療法が主流となっています。ただ、あまりにホルモンを補充するとなると、今度は体調が不安定になるなどの副作用もあるので注意が必要です。
50代女性に起こりやすい薄毛の原因2
薄毛というと、男性の方がなりやすいという見解もありますが実際には、男性だけでなく女性も薄毛になる傾向があります。
この傾向は、特に40代、50代、60代という加齢に伴う要因によって進んでいきます。とはいうものの、50代女性はどのようにして、薄毛になって行くのでしょうか。
この点、一つ言えるのは、女性に多い冷え性の症状です。
もともと、男性に比べると、女性は筋肉量が少ないのです。そして、運動をしたときに熱を発生させる筋肉量が少ないと、どうしても体が冷えやすくなります。
それに加えて、冷たい飲み物を飲んだり、薄着を続けていると体が冷えてしまうのです。
また、最近では内臓的な冷え性も指摘されています。入浴時にあまり湯船につからないなど、体の深部から冷えてしまっているのです。すると、体の細胞の活動も衰えていきます。そのため、育毛を行うための毛根細胞も活動を弱めてしまいます。その結果、しっかりとした毛髪が育たなくなるのです。
そこで冷え性を原因とする場合には、なるべくなら体を温めることが大切になります。温かい飲み物を飲んだり、長時間クーラーの効いた部屋にいることは避け、適温を心がけたり靴下をはくなどする工夫が必要ですよ。
50代女性に起こりやすい薄毛の原因3
女性には男性と異なる特有の薄毛の原因が存在します。
女性も50代ともなると、生え際や頭頂部が薄くなったり、毛髪そのものが弱くなり、張りやこしがなくなり、髪がどんどんと細くなっていきます。では、どういう理由でこのように髪の毛が弱って行くのでしょうか。
一般的に、女性に多い薄毛の一つに地肌のダメージがあります。というのも、髪の毛は、そもそも頭皮にある毛根から伸びてきていますよね。日常生活において、この毛根を傷つけてしまっていることが大きな原因となっています。
そこで、地肌や毛根を傷つける原因を考えてみると、毛染めが考えられます。女性も加齢によって、どんどんと白髪が増えていきますよね。50代ともなるとほとんどが白髪という方もいるくらいです。
この白髪というのは、やはり年齢の象徴ともなるので、白髪染めやカラーリングをしますよね。このときに用いられる薬剤というのは、とても強力です。そのため、髪を染めている待ち時間にも、頭皮を痛めてしまうのです。
そして、その傷ついた頭皮をケアするためには時間がかかるところ、しばらくすると、また髪の毛が伸びて白髪染めをする必要があります。これゆえ、頭皮が休まる暇なく白髪染めを繰り返し、頭皮がどんどんと傷つけられていきます。
そのため元気な髪が伸びずに薄くなっていくのです。