抜け毛と更年期って関係しますか?

目次

抜け毛と更年期って関係しますか?その1

抜け毛と更年期って関係しますか?その2

抜け毛と更年期って関係しますか?その3

抜け毛と更年期って関係しますか?その1

女性の誰にもいつか訪れる更年期。

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量は減少していき、神経のバランスが崩れ様々な病気や身体の異常をきたし始めます。

更年期障害は女性の閉経後にあらわれる症状ですが、更年期になり抜け毛が増えたという人も多くいます。

これには理由があり、先ほど述べた女性ホルモンのエストロゲンが減少する事により髪のサイクルの中の休止期が長くなってしまいます。

また、その逆で成長期と呼ばれる、髪の毛を成長させる期間が短くなる為髪自体が細くなり抜け毛や細毛といった現象を引き起こすのです。この様に更年期になると抜け毛が増えて、頭髪全体にボリュームがなくなってきます。

言わば避けて通れない道なのですが、最近は極度のストレスや疲れなどからプチ更年期やプレ更年期といった30台の若い女性でも更年期障害による身体の異変や抜け毛が発生するといった症状が見られます。

体調がずっと優れないという30代前半から後半の女性は、プチ更年期を疑う事も必要かも知れません。それは抜け毛に対してもありますが、身体全体に及ぼす影響を考えれば病院での診察を受けた方が良いと判断されます。

その結果を得て初めて抜け毛対策に何をすれば良いのかなどを考える方が、順番としては正解だと言えます。

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抜け毛と更年期って関係しますか?その2

更年期が髪に与える影響がある事は分かりましたが、更年期だから仕方ないと思いじっとしていれば、抜け毛が増えて年々薄毛になっていきます。

ウィッグやカツラや増毛でもカバー出来なくはありませんが、やはり自分の髪を増やしたり維持したりしたいものです。

では、実際にそれに対処する方法はあるのでしょうか?

更年期の抜け毛に対処すると言っても、髪自体だけをケアしても効果は薄いのではと感じます。まず根本的な更年期障害の症状を少しでも改善しなければ、髪だけでなく身体もずっと不調に悩まされる結果となるので、病院に行く事を考えましょう。

病院で行う更年期障害の治療方としては、減少したホルモンを注射や投薬により体内に取り込みホルモンや神経のバランスを改善するのが一般的な治療方法となっています。ただ病院だけに頼っていても効果がどこまで続き、またずっとホルモン注射や薬を飲む事を続けなければいけないかといった悩みも出てきます。

なので、病院での治療にプラスして運動によるストレス解消など私生活の中で、自分が改善出来る事も取り入れた方が早い改善が見られます。

身体を動かすことは全身の血行が良くなり、内蔵にも良いとされているので頭皮への好影響も考えられ、抜け毛対策となります。

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抜け毛と更年期って関係しますか?その3

更年期の抜け毛を減らす為にしたい事は、まず食事改善が挙げられます。

減少した女性ホルモンのエストロゲンと、同じ様な働きをすると言われているのがイソフラボンです。

このイソフラボンを摂取する事で、抜け毛対策のひとつになります。

イソフラボンを多く含んだ食品は、大豆や豆腐味噌などといった様に主に豆類になるので、食卓に一品は用意出来れば良いでしょう。

同時にタバコやアルコールは控えて、髪に十分な栄養が行き渡る状態を体内から作り出す事を意識して心掛ける様にすると、自然と抜け毛は減って行きます。そして、もうひとつ大事なのがシャンプーやトリートメントなどの、髪自体に直接接触する商品の選び方です。

様々な種類の商品がありますが、注意してもらいたい点は成分に何が使われているかです。安価な商品は化学物質や髪に悪い成分が配合されているケースが多く、抜け毛や細気を返って促進してしまう結果となりかねません。

基本的には食事で体内に取り込むのも効果があるとされる、アミノ酸成分が配合されたシャンプーやトリートメントです。更年期だから仕方ないではなく、更年期に入ったからこそ身体の内面と外側両方からのアプローチが、抜け毛対策となるのは間違いありません。

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