50代女性に起こりやすい抜け毛の原因

目次

50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その1

50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その2

50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その3

50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その1

50代の女性に多いのが「びまん性脱毛症」といって、髪の生え際から少しずつ後退して剥げていくのではなく頭髪が全体的に薄くなっていく症状の抜け毛です。

これは一見どこから脱毛していっているのかといった境界線がわかりずらく、月日と共に徐々に減っていく現象なので自分では気が付きにくいといった注意点が挙げられます。

いつの日か気が付いた時にはかなり髪の量が減っていたなんて事にならないためにも、40歳を過ぎた辺りから頭皮ケア、ヘアケアには注意を払って、常に自分の髪のコンディションを把握しておく事が大事です。

これは主に老化やストレス、無理なダイエット、髪に悪影響のあるヘアケアなどによって引き起こされます。

老化による要因の場合は、血行が悪くなった事や、細胞が衰えた事、代謝機能が下がってきた事などが原因なので、それらを早めに改善してあげる事が大事です。

ストレスを溜めないように気を付けたり、食生活に気を配りながら白髪が増えたからといって頻繁にヘアカラーやヘアマネキュアなどで髪を染めない事が大事です。

髪のために使うシャンプーやコンディショナー、ヘアカラー、スタイリング剤も出来るだけ頭皮や髪に優しい天然素材成分が配合されている物を選んであげるだけでも、抜け毛はだいぶ改善されていきます。

まず大切なのは、自分の髪が若い頃に比べて確実に減っていっていると早めに自覚しながら迅速な対処法を考えていく事です。

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50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その2

50代の女性ともなれば、体のあちこちに不調をきたす事も多いでしょう。

人間ドックや健康診断を受けてみたら、どこか体の部分に疾患が見つかる事が多いのもだいたいこの年代からです。

よく50代の女性がかかりやすいのが、卵巣のう腫、子宮がんといった婦人科系の疾患です。

癌の治療に活用されている抗がん剤には化学成分が配合されているのですが、この化学成分には癌細胞だけでなく体内の他の細胞まで破壊してしまう作用がある物質が多いので、よく抗がん剤の治療をすると髪の毛やその他の体毛が抜けていくといった副作用がみられるようです。

他にも更年期障害によるイライラや不眠、プチ鬱等の症状の緩和のために、睡眠導入剤や精神安定剤を活用する方も多いようですが、実はこういった薬にも抜け毛の原因になる成分が含まれている可能性が高いです。

他にも女性に多い甲状腺や痛風、脂質異常症、副腎といった症状にも、抜け毛を誘発する事があります。

特に腎という器官は、五臓六腑といった臓器の活動を支えている器官なので、ここに支障が生じると白髪や抜け毛が増えてくるようです。

このように年齢が上がるにつれて体の異常を感じると共に、それ以外にも頭皮といった体の先端の細胞にまで悪影響を及ぼす可能性も高いので、そういった点も理解しながら日々の健康管理には充分心がけて下さい。

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50代女性に起こりやすい抜け毛の原因その3

女性も閉経したと同時に、急に男性ホルモンが増えてくるといった異常症状をきたす場合があります。

これは閉経を迎える事によって女性ホルモンの分泌が減少される事によって卵巣や副腎で作られている男性ホルモンの分泌を抑えきれなくなる症状の現れです。

女性でもこういった要因によって男性型脱毛症が起きるのです。

男性の場合ですと前頭部の左右から次第に毛が薄くなって禿げ上がっていきますが、女性ですと頭頂部から薄くなっていくといった特徴があります。

「びまん性脱毛症」ともいうのですが、毛髪が次第にまばらになって減っていくので、ぱっと見で髪の量が少なくなってきたことによって急に老けてみられるようになります。

これは男性ホルモンの分泌が増える事によって毛周期の休止期が長くなったり、加齢による体質の変化によって起こります。

今までとは違って、ちょっとした夏場の湿度によっても汗で皮脂バランスが乱れて髪が抜け落ちたり、櫛やブラシの乱用やヘアアイロン、ドライヤーの熱によっても抜け毛を招いたりするので日々のヘアケアには充分な注意が必要になってきます。

自分の現状のコンディションをしっかり把握しながら、それに合ったヘアケアをしていく事が大切になってきます。

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