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男性向け育毛シャンプーで注意が必要な成分とは
男性向け育毛シャンプーで効果が期待できる反面、副作用として頭皮のかぶれや痛みを生んで、頭皮に過剰な炎症や反応与えてしまう成分があります。
それは、ラウレス硫酸Naです。特徴としては刺激性があり、特に敏感肌の人には向いていない成分の一つです。使った後にピリピリとした感覚やジンワリ紅潮を生み出してしまうというケースもあります。
なぜ、それでもこの成分が配合されているのかというと洗浄性には優れているからです。育毛シャンプーだけでなく洗浄剤や歯磨き、車の洗剤などにも配合されていることがあり、とても使用用途の多い成分としても知られています。
男性用の育毛シャンプーにも配合されているケースが多く、皮脂を取り除く上では有効な作用が確認されています。いわば、メリットとデメリットが同居したような成分と言えるでしょう。
ある程度皮膚が強くて頭皮に痛みやかぶれを感じたことがないという方なら、このラウリル硫酸Naを使用しても特に副作用として頭皮に炎症など起こる可能性は低いと考えられます。
人体に与える悪影響はありません。
昔はラウリル硫酸Naが配合されていると、発がん性の可能性があるのではないかという噂が立ったことがありますが、調査機関によってそのような毒性はないと結論が出ているので、そこまで心配する必要はありません。
血行促進効果のある育毛シャンプーで薄毛改善
血行促進効果のある男性用育毛シャンプーは数多く販売されていますが、その中でも特に血行促進作用が多く配合されているシャンプーと言えばウーマシャンプーが挙げられます。
血行促進作用のある成分は、何も世の中に1種類だけではありません。
その効果が確認できるものは数多くあり、ウーマシャンプーにはトウキエキス、センブリエキス、ゴボウ根エキス、アルニカ花エキス、カミツレエキス、トウキンセンカ花エキスと数多くの血行促進効果が期待できる成分が配合されています。
これだけ多くの成分が配合されていれば、髪の毛の周辺に存在している毛細血管へこれらの成分が浸透していくはずです。血行状態が悪い方というのは肝臓などの臓器周辺には太い血管があるので栄養素が行き渡りますが、手足や脳の毛細血管には血液循環しにくい細い血管となっているので、成分がうまく浸透しないということも考えられます。
こうした血液循環をスムーズにする効果が上記、ご紹介した成分にはあります。
髪の毛を生やしたいという願望を抱いている男性はもちろんのこと、脳梗塞や脳卒中の危険性を防ぐという意味でも血液循環を良くする事はとても良いことです。
頭皮状態を保ちつつ、健康面でも良い効果があり、一石二鳥の成分といえるでしょう。
薄毛改善を目指すならウーマシャンプー!
育毛シャンプーの中でとても成分バランスが取れていて、薄毛改善に大いに役立つことが可能なシャンプーといえば、ウーマシャンプーが挙げられます。
どんなバランスが良いのかというと配合されているそれぞれの成分の作用。
具体的には保湿性のある大豆エキスやオドリコソウ花エキス、抗炎作用や消炎作用が期待できて痒みを抑えるグリチルリチン酸2K、アルニカ花エキス、ローズマリーエキス、カミツレエキス、頭皮に酵素を与えて細胞を活性化してくれるヒノキチオール、セイヨウアカマツ球果エキス、抗酸化作用が期待でき皮脂の酸化を防いでくれるオタネニンジンエキスなどが配合されています。
他にもキリがないぐらい多くの成分が配合されていて、馬油とアミノ酸を配合したシャンプーとしてはかなり成分の豊富さを感じさせてくれるシャンプーです。
特に男性には魅力的な抜け毛防止効果が期待できます。
ただ、あくまでも頭皮に良い影響を与えるというだけで発毛作用や栄養剤のようなミネラルやビタミンが配合された男性用シャンプーではないので、このシャンプーのみで発毛するというわけではありません。
これはウーマシャンプーに限った話ではなく、シャンプー全般としていえることですが、シャンプーはあくまでも頭皮環境を整えるものなので育毛剤の浸透度を高めるのに必要なサポート的存在と考えるのが一般的な常識となっています。