男性の正しいヘアケア対策

目次

育毛剤を効果的に使用するための下準備とは

育毛シャンプーは洗浄力にこだわる必要はなし?

男性用育毛シャンプーに含まれる有効成分を検証!

育毛剤を効果的に使用するための下準備とは

抜け毛や薄毛が気になり始めた男性は、育毛剤を使用するケースが多いかと思いますが、そのためにはまず頭皮状態を清潔に保つ必要があります。

そこで、必要不可欠な存在が男性用育毛シャンプー。

 

育毛シャンプーの正しい使い方を実践することで、抜け毛予防に大きな効果の違いが出てきます。まずはシャンプーする前に軽く埃やチリ、花粉などを払うようにブラッシングしていきましょう。これには髪のきしみやからみ、ねじれをほぐすという意味合いもあります。

 

そしてブラッシングが終わったら、まずは頭皮全体をぬるま湯で浸していきましょう。この時まだシャンプーはつけません。ぬるま湯に頭を浸すことで皮脂を浮かし、角栓を洗い落としやすくすることができます。

時間にして2、3分でも良いので、まずは頭をしっかりと濡らしてフケや皮脂の汚れを落としやすい状況にします。

 

そしてその後にシャンプーをまず手に取ってから泡立てネットなどを使い、徐々に頭皮に浸透させていきます。シャンプーをする時は指を立てずに指の腹でマッサージするようにしながらシャンプーしていくのが理想です。またすぐに洗い落とさずに十分に髪の毛や毛穴に、シャンプーが浸透することを感じてからすすいでいきます。

そして最後にぬるま湯でしっかりとシャンプー液が残らないようにして完璧に洗い落としていきます。毛穴を引き締めるために、すすぎの時は若干温度を下げると良いでしょう。

▲目次へ戻る▲

育毛シャンプーは洗浄力にこだわる必要はなし?

男性用育毛シャンプーを使う上で重視するポイントは洗浄力が一番ではありません。

もちろん育毛シャンプーには頭皮の汚れやフケ、かゆみの原因となる皮脂を取り除くことができますが、ある程度、油分を残しておかないと頭皮の潤いをキープすることができません。頭皮の皮脂は、ある程度残しておいたほうがむしろ良いとされています。

 

汗だくになっている時を除いてはシャンプーの回数や洗浄力というものは特に重きを置いて考える必要はないでしょう。逆に髪を洗いすぎると特に男性の場合は、男性ホルモンの過剰分泌と5aリダクターゼの合併によって薄毛が進行してしまうことが考えられます。適度なオイル分を頭皮に残すことができる育毛シャンプーはアミノ酸配合の生薬成分を中心とした育毛シャンプーです。

 

どうしても化学薬品が入ってるものは洗浄力が強すぎるので避けたほうが無難です。市販のシャンプーで値段を重視してしまうと、そういった洗浄力の強い石油系シャンプーや石鹸系シャンプー、アルコールシャンプーが数多く並んでいるので注意が必要です。

実際にシャンプーをした後に使う、オイル系のコンディショナーが数多く販売されていることからも髪の毛は保湿が大切ということがわかります。

▲目次へ戻る▲

男性用育毛シャンプーに含まれる有効成分を検証!

シャンプーは男女共に使用できるものが多いですが、中には男性用として販売されている育毛シャンプーも存在します。

女性が使用できない成分が含まれているわけではないのですが、男性ホルモンの抑制作用が期待できる成分を多く取り入れた育毛シャンプーとなっているケースが多いです。

 

具体的には、男性ホルモンの抑制作用があるオウゴンエキスやフラボステロン、キナエキスなどは男性用育毛シャンプーによく配合されている成分です。男性ホルモンの分泌を抑えるということは薄毛の原因となるジヒドロテストステロンと呼ばれる物質の発症率を下げる効果があります。

 

また、男性の頭皮状態として脂性肌の方が多いという特徴があります。その場合、脂質を抑制してくれる作用があるピロクトンオラミン、抗炎作用のある甘草エキスなどが配合されているケースが多くなっています。

 

さらに頭皮のフケやかゆみを抑えてくれるグリチルリチン酸2Kやフラボノイドといった成分も男性用育毛シャンプーによく見られる成分です。女性と違い、5aにリダクターゼの抑制、脂質の抑制、フケかゆみの防止というところに重点を置かれた成分が多く入っているのが特徴です。

中でもウーマシャンプーはそういった男性の頭皮状態を十分考慮された育毛シャンプーとなっています。

▲目次へ戻る▲