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頭皮の為の脂漏性皮膚炎予防1
脂漏性皮膚炎は一度患うと完治するまで非常に時間がかかり、また症状によっては強い不快感が伴うため、日々の予防を怠らないことが大切です。
もしかすると、いつもの習慣が脂漏性皮膚炎を呼び込む原因となっているかもしれません。
そこで、毎日何気なく行っているシャンプーを見直してみましょう。
シャンプーは毛穴が充分に開いた状態で行うと、毛穴の奥の汚れまでキレイになります。そこで、湯船につかる前の“かけ湯”を頭部にも行いましょう。お湯で温めることで、毛穴が開きやすくなります。また、洗うタイミングは入浴の後半がいいでしょう。
シャンプーは、良く泡立ててから髪につけます。これを怠ってしまう方がとても多いのですが、髪に直接こすり付けて泡立てるとシャンプーが頭皮に残りやすくなり、これがトラブルの元。髪のダメージにも繋がりますので、注意が必要です。そして、すすぎをしつこいくらいに繰り返すことも忘れずに!ここで頭皮から剥がれた汚れや泡を残してしまうと元の木阿弥。このすすぎが脂漏性皮膚炎予防シャンプーの総仕上げですから、キッチリ行いましょう。
「これで充分かな?」と心配になった場合には、手で触り、地肌のさっぱり感を直に確認すると完璧です。
頭皮の為の脂漏性皮膚炎予防2
脂漏性皮膚炎になってしまう原因のひとつに、カビが生えるという症例があります。「私は毎日シャンプーをしているから、無縁」と思い込んでいると大変!今はなんともない毎日を過ごしていても、後々脂漏性皮膚炎に繋がる恐れがあるのです。
では、このカビ。どのようなことが原因と成りうるのでしょう。また、どのような対処方法で防げるのでしょうか?脂漏性皮膚炎の予防の一環として、ぜひ覚えておきましょう!
入浴後、ほっと一息。さて、あなたは何をしますか?
お肌のお手入れを優先したり、何はさて置き水分補給を行ったりという方もいるかもしれません。では、この方たちを黄信号としましょう。
もし、疲れてそのままベッドに直行するという方がいたら、それは正に赤信号!「脂漏性皮膚炎へ、まっしぐら!」と、言わざるを得ません。
さて、何がいけないのかというと、「髪を乾かさない」こと。
頭皮のカビは、余分な水分がいつまでも残っている状態で繁殖します。これを防ぐには、髪を乾かすことしかないのです。
入浴後は、直ちにドライヤーを使って短時間で乾燥させるだけでカビは生えません。最後に、冷風で髪を冷やすとキューティクルがキュッと締まり、髪質も良くなりますのでオススメです。
頭皮の為の脂漏性皮膚炎予防3
昨今は、多くの人がヘアースタイルに拘りを持っています。ドラッグストアやコンビニでさえも、スタイリング剤の豊富な様には目を見張ります。
さて、このスタイリング剤が脂漏性皮膚炎を引き起こす要因になっているというのです。何故なのでしょう?
その理由とスタイリング剤が原因の脂漏性皮膚炎にならないための予防策をお教えします。今後の為にも必見です!
スタイリング剤と言っても、ヘアームースからワックスまで様々な種類のものが溢れています。では、何がいけないのでしょうか?
それは、シャンプーでは落としきれない強力なものがあるということです。
一度のシャンプーで落としきれない場合、それが汚れとなり、頭皮に残ります。これが、脂漏性皮膚炎を引起してしまう訳です。
そこで、まずは自身が使用するスタイリング剤は一度のシャンプーで落としきれるものなのか見定めましょう。万一、落ちない強力なタイプであるならば、二度洗いを行います。
反対に、「洗いすぎが心配」になるかもしれませんが、汚れが落ちないのでは本末転倒。
日々、しっかりと汚れをオフすることは、予防必勝法なのです。また、正しくシャンプーを行えば、二度洗いもまったく問題はありません。