体のことを考えた民間薬

馬油は古い時代から民間薬として愛用され続け、現代でも変わり続けることなく受け継がれています。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方でどのような皮膚薬を塗っても効果が現れない時には、副腎皮質ホルモンを長期間用いる場合が多い反面、副作用も心配です。馬油はどんなところに用いても、また長期間用いても副作用は皆無ですので、民間薬として古い時代から現代まで受け継がれております。

馬油は火傷（やけど）、肌荒れ、頭皮湿疹、炎症はもちろんニキビ、虫さされ、水虫などの皮膚病や白髪、抜け毛防止（育毛シャンプー、育毛剤）等の症状でお悩みの方へ多種多様な用途で民間薬として市販されております。最近では、抜け毛・薄毛対策の為の育毛シャンプーや育毛剤のほか、化粧品としても愛用されております。

家庭の常備薬としての馬油

ご家庭にある常備薬として馬油を用いた民間治療薬が多く存在します。その理由として馬油は人間の皮脂に非常によく似た成分でしかも、副作用が皆無です。

さらに、馬油にはリノレン酸を多く含み、このリノレン酸は抗炎症作用や抗アレルギー作用があることが最近の研究で明らかになってきました。リノレン酸の特徴は、浸透力にあります。顔や手足、頭皮につけると数秒もしないうちに、内部に染みこむ性質があります。ですので、つけ過ぎた場合でも短時間で皮膚組織に浸透してしまうので、肌や頭皮はベタつかず、さっぱりしていきます。

その為、昔から火傷（やけど）や皮膚の炎症、シミ、肌荒れ、切り傷、抜け毛・薄毛や育毛など多種多様な用途で民間治療薬として重宝されてきました。現在でも非常に研究が盛んで、アトピー性皮膚炎やニキビ等の皮膚炎の他、抜け毛・薄毛防止の為の育毛シャンプーや育毛剤、また健康食品などにも応用されています。