健康な毛髪は、健康なカラダに宿る?回生薬局平野様との対談

生活習慣を変えることから始めよう

弥富:ウーマシャンプーを使っていただいているお客様からたくさんのお問い合わせを頂いていますが、その回答をしていくとやっぱり漢方の考えに近いんですよね。
どんなに良いシャンプーを使って自然治癒力を高めようとしていても、 生活習慣が乱れているとやっぱり難しいと思うんです。そこが平野さんとお話ししていてすごく共感できる部分なんです。
頭皮の事を突き詰めて考えると水だけで洗った方が、
とか石鹸で体と一緒に洗った方がなんて事になってしまうんですが、
現代社会の生活習慣においてシャンプーを使わないなんて考えられない。
じゃあ強い作用に頼るシャンプーではなく、頭皮の自然治癒力を高める手助けになる
ウーマシャンプーを使ってくださいと。
私が言うとシャンプー売りたいから言ってるみたいになっちゃいますけど(苦笑)。
平野さんが「西洋医学」「東洋医学」の考え方の説明を交えて言うとすごく説得力がある。 私の頭の整理もされてすっきりするんです。
私も平野さんに勧められた「ジョッキ」「オルスビー」「ササヘルス」を飲んでいます。
特にこの「ササヘルス」は二日酔いにすごくいいですよ!
お酒を飲む前と飲んで寝る前にササヘルスを飲むと、他のヤツなんてもう飲めなくなりますね(笑)。私も仕事柄、会合や飲み事が多いんですが、 私自身の生活習慣を考える上でも平野さんに色々なアドバイスを頂いて助かっています。
平野さん:それこそ修行僧みたいな規則正しい生活をして、 質素な食事をしていれば生活改善なんてする必要はないんですよ。 だけどお酒飲みたいじゃないですか?(笑)

弥富:夜中にラーメン、替え玉しちゃうじゃないですか(笑)

平野さん:そういった現代生活の生活改善のお手伝いをするのもわれわれの役目だと思っています。
私は健康を「IN・OUT・残」の方程式で考えています。 体に入るものが「IN」、出すものが「OUT」、 そして体に残ったものが「残」です。漢方では「OUT」を大切に考えています。
「悪い物や毒素を外に出す事のお手伝いをすることが
飽食の現代人には大切なんです。

現代社会において私たちができる事

平野さん:最近は若いお母さんが子供が鼻水が出てみっともないから「ピタッと鼻水が止まる薬を処方してください」なんて言われることも多いんです。 ただ、鼻水が出るのも当然ちゃんと意味があるんですね。 鼻から入ってきた雑菌を出してこれ以上入ってこないようにする大切な役目がある。 それを薬を使ってピタッと止めてしまうとなると、見た目は良くても体的にはまずい訳です。
弥富:風邪薬もそうですよね。 熱がでるのは体に入ったウイルスを殺すため、 せきが出るのも体内からウイルスや雑菌を出すためなんだから、 それを風邪薬で抑えてしまうと、 一時的には良くても根本的には治っていないわけですから。 だから私は風邪薬は極力飲まないようにしてます。 どうしても無理な時は4年に一度ペースで病院のお世話になっています(笑)。
平野さん:なるほどね。 あと最近よくある「抗菌グッズ」なんかもやりすぎはどうかと思うんです。 ある程度子供のころからばい菌と戦う免疫のトレーニングをしないと耐性がない体になってしまう。 あまり普段からきれいにしすぎると、逆に他の病気の引き金になってしまうんじゃないかと
心配になってしまいます。

–うーん、でも世の中的にはそちらの方が正しいという流れですよね。 私たちはどうしたらいいんでしょうか。

平野さん:私も漢方の所作にハマった時は「寺に籠ってやろうかな」とまで、 考えたこともあるんですが(笑)、やっぱり続かないなと思ったんです。 今の流れを変えるためには、ある意味「ゆるい提案」っていうのが必要だと感じています。 私の漢方の位置づけもそれだし、 「お酒を飲むな!」って言っても難しいので、 「飲んでも良いけど毒素は出そうね」と言う事にしています。 シャンプーも同様で「石鹸で頭洗え!」って言えないじゃないですか(笑)。 だから草の根活動じゃないですけど、「ゆるい提案」を続けていくしかないのかなと。
弥富:「ゆるい提案」いいですね。右か左か選択肢を迫るのではなく、こういった方法もあると思うんだけど、私は漢方よりなんですけどどうだろうって選択してもらう感じで。正反対の事を言っちゃうと反発も起こってしまうので、そのぐらいのゆるい感じで大丈夫と思うんです。メッセージを発信していくことが大事。

平野さん:そういった「体質改善」の提案に賛同する方は、うちの回生薬局の店頭でもウーマシャンプーを置いていますので、是非お越しいただきたいですね。

弥富:ありがとうございます。

–本日はありがとうございました。