2016年06月特集
- 実は梅雨のジメジメが髪と頭皮に影響を与えているのをご存知でしたか?
特有のトラブルを撃退するために駆け込んだ道場。トラブルに負けない撃退技は一体どれ?
梅雨特有のトラブルに技あり一本!!
ひとクセもふたクセもあるトラブル打開には、
ポイントを抑えながら懐を掴み一気に畳み掛けていきましょう。
- ムズムズ痒み投げ!
湿気はキレイに飛ばすことが大事! - 運動などで汗をかくと頭皮が蒸れてムズ痒くなるように、湿気が多くても同様の痒みに悩まされることがあります。それは高温多湿を好む細菌が、頭皮上に溜まった皮脂や汚れに付いて悪さ=痒みを誘発してしまうためです。髪と頭皮を洗えば、皮脂や汚れも取れますが油断は禁物。この一番清潔な状態でも、髪を生乾きのままにすると頭皮の湿度を高めてしまいます。新たなトラブルを作ってしまう前に洗髪後は素早くドライヤーで乾燥!温風のみで一気に乾かしてしまおうとせずに、冷風も組み合わせて使いましょう。髪全体を大体乾かして仕上げに冷風を軽く当てると、毛穴もキュッと引き締まり、ふんわりボリュームアップします。
- 頭皮ベッタリ落とし!
皮脂を増やさず落とし取る! - 気温が高いと身体の血行が良くなるため、この時期は皮脂の分泌が盛んになります。さらに湿度も加わり頭皮環境を不快にしてしまうので、ベタベタ感も倍増…なんてことも。この皮脂を食べて皮膚の潤いを保ったり、刺激から守る働きをしているのが「皮膚常在菌」と呼ばれる細菌達です。身体の表面に日常的に存在している微生物のことで、もちろん頭皮にもいます。良い働きをする一方で、増えすぎるとトラブルの元になってしまうのでご用心!常在菌とうまく付き合うためには、皮脂を増やしてしまう油っぽいものばかりの食事を避けたり、毎日の正しい洗髪で健やかな頭皮を保っていきましょう。
- 整わない髪四方固め!
水分コントロールで保湿バリアUP! - 雨・湿度の高い日に髪型がキマらなかったり、うねり・クセが出て困ったことはありませんか?実はこうしたトラブルの引き金になるのは、空気中の水分なのです。髪の表面はキューティクルで覆われ、普段は外の刺激から髪を守り内側の水分を保っています。しかし濡れると開いてしまう性質があるため、空気中の水分を吸収し剥がれてしまうと保湿のバリア力が機能せず、髪は大ダメージを受けてしまうのです。髪の水分量は12~13%がベストだと言われていますが、湿度が65%を超える日は水分を含みやすいので要注意!シャンプー後のコンディショナーは、保湿バリア効果をしっかり高めてくれます。