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３０代女性に起こりやすい抜け毛の原因その１
３０代と云えば結婚して出産している方、もしくは妊娠中、２人目、３人目の妊娠、出産といった方が多いと思います。
まだ若いのにこの時期に抜け毛が起きる原因としては、妊娠前後の分娩後脱毛症といった原因があげられます。
これは妊娠中の後期から出産後にかけての著しいホルモンバランスの変動によるものなのですが、一時的な現象なのでだいたい出産後１年～１年半ぐらい経過すると改善される場合が多いようです。
これは妊娠中に女性ホルモンが増加して一時的に毛細胞が成長期へと突入するのですが、出産後のホルモンバランスの変動によって一斉に休止期に入る事によって抜け毛となってしまう現象です。
１度目の出産後よりは、２度目の出産後の方がホルモンバランスが正常になるのに時間がかかります。
それは１度目の出産の時よりは年齢が進んでいるので、加齢による代謝機能の低下といった要因がプラスされるためです。
さらに妊娠中は胎児に栄養を吸収されてしまうために鉄分不足などで貧血になる方が多いですが、この鉄分は実は髪の毛にとって大切な栄養素だったのです。
赤血球にあるヘモグロビンという鉄分の成分によって、髪を生成するために頭皮の毛母細胞へ酸素や栄養素を運んでいるので、鉄分が不足する事によって栄養がしっかりと行き渡らずに髪が育たなくなってしまうのです。
このような事から産前産後の栄養の摂取には十分注意しながら、鉄分やカルシウム、ミネラル、ビタミン、タンパク質が不足する事のないように気を付けましょう。
３０代女性に起こりやすい抜け毛の原因その２
３０代といえばまだまだ若いし、しかも女性であれば男性よりは抜け毛やハゲで心配する人も少ないはずなのですが、そんな中でも抜け毛に深刻に悩んでいる人もいます。
考えられる要因としては、無理なダイエットによる栄養不足です。
最近の若い世代は痩せ型の女性の割合が増えてきているので、そういった周りの状況に触発されて無理な食事制限やカロリー制限といったダイエットを強いる女性も多いようです。
でもどれだけ細くなったとしても、髪の毛が薄かったり、白髪だらけだったり、ダメージがひどかったらそれだけで見た目年齢も老けてしまいます。
髪の毛はケラチンタンパク質という成分で出来ているので、毎日タンパク質をしっかり摂取したり、血液によって栄養をスムーズに運ぶためのビタミンやミネラル、鉄分といった栄養素を意識して摂取していく事が大事です。
髪の毛に良いからと海藻類やタンパク質ばかり食べていても、それで抜け毛がすぐに改善されるといった事はありません。
毛細胞は髪の生成に必要な栄養素を毎日ある一定のペースでしか取り込まないから、日々バランス良く様々な栄養素を摂取していく事が大事なのです。
だからもし食事制限やカロリー制限のダイエットするのであれば、髪や皮膚の生成に大切な植物性のタンパク質の大豆製品やビタミンＢ群の豊富な青魚、ビタミンＥの豊富なナッツ類、ごま等を積極的に摂取していきましょう。
３０代女性に起こりやすい抜け毛の原因その３
最近の３０代の女性はファッションコーディネートもヘアスタイルのアレンジもメイクもすごく上手で、見た目年齢が大変若い方も多いようです。
でも、そんな中でも抜け毛に悩んでいる女性って実はたくさんいるのです。
その原因としては、最近流行りのエクステによると思います。
エクステはショートヘアやミディアムヘアでも気軽にロングヘアを楽しめたり、髪のボリュームをアップさせるのに大変便利な物なのですが、元々の地毛に取り付けていくのでその負担は大きいです。
それでブラッシングやシャンプー、ヘアセットをしている時に絡み付いて地毛もろとも抜けてしまうといった事が多いようです。
エクステをしていなくても、ロングヘアの人の方が毛先が傷みやすいからブラッシングしている時に、髪がヘアブラシに絡んで抜けるといった事も頻繁に起こります。
他にもいつもきつく髪を縛っている人、例えばポニーテールのように髪をひっぱるようなヘアスタイルを頻繁にしていると毛穴に負担がかかって抜け毛の量も自然と増えます。
明るいヘアが好きだからと髪や頭皮へのダメージの強い市販のブリーチ剤やヘアカラー剤の多様するのも、頭皮や髪を傷める大きな原因となるので気を付けましょう。
