薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」

目次

薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その1

薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その2

薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その3

薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その1

薄毛の原因と考えられている脂漏性皮膚炎ですが、寒い季節には血行が更に悪くなり、悪化してしまうケースもあります。

一言に血行を良くするといっても、脂漏性皮膚炎の場合にはいたずらに頭皮を刺激するのはよくありません。

そこで、今回は冬にお勧めの血行促進方法をご紹介します。また、お勧め出来ない方法も共に確認をして、効率よく行いましょう。

 

一番にお勧めなのは、半身浴です。ただし、ご家庭のお風呂場事情によっては、とても寒い思いをしてしまうかもしれません。暖房をするなど、予め浴室の室温を上げて、風邪を引かないような工夫が必要です。

頭にバスタオルを巻きつけて、簡易サウナ状態にするとより効果的。

半身浴を行う時間の目安は、頭皮がじっとりと汗ばんでから10~15分程度続けるのが理想ですが、のぼせないように加減してください。この後、丁寧にシャンプーを行えば終了です。

また、水分補給をする場合には、いつでも白湯がお勧めです。新陳代謝を促す効果が期待でき、身体を冷やさないことが大きな利点となります。

 

反対にお勧め出来ないのは、スパイス等を摂取して代謝を促す方法。脂漏性皮膚炎を患っている時には、過剰な刺激物の摂取は控えるのが賢明です。

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薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その2

「髪が薄くなって、ヘアースタイルがイマイチ」とお悩みの方。健康な地肌をしていますか?

髪の根元に赤みを帯びていたり、フケの塊のようなものが見えたりしたら、それは脂漏性皮膚炎の疑いが濃厚です。考えられる対処方法として、医師の診断を仰ぎたいところではありますが、なかなか時間を割けない多忙な人も多いことでしょう。

そこで、ホルモンバランスに着目します。

脂漏性皮膚炎発症の要因にもなるホルモンバランスの不調を整えることは、とても効果的な対処法なのです。この機会に、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

ホルモンバランスの正常化を図るには、サプリを服用するのが現代の常套手段。でも、睡眠を見直すことのほうが、より人間らしい解決方法だと思いませんか?

人が眠っている間に成長ホルモンが分泌され、代謝の活性が促されるのですが、22:00~2:00の間がコアタイム。この時間に眠っていることが必要です。

そう!睡眠を充分に取れば、ホルモン分泌は正常に近づきます。故に、身体のあらゆる部分が活性化し、脂漏性皮膚炎も治まり、ゆくゆくは薄毛も快方へ向かいます。

 

充分な休息時間の確保は、健康のバロメーター。簡単過ぎると言うなかれ。効果は必ずや現れます。

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薄毛の原因「脂漏性皮膚炎」その3

現代社会において、もはや薄毛の問題は、男性だけのものではありません。

西洋化した食べ物や社会生活におけるストレスの積み重ねなどが理由と考えられていますまた、その裏で多くの医師や研究者から発せられた「マセラチア菌」の存在。

あまり聞きなれないマセラチア菌は、誰の皮膚にも付着しているありふれた菌であり、皮脂腺から出た皮脂を食べて繁殖します。

このマセラチア菌の繁殖が、脂漏性皮膚炎の悪化と薄毛の原因であると考えられているのです。

 

頭皮にマラセチア菌が繁殖しすぎると、頭皮がベタベタするようになり、脂漏性皮膚炎の症状が見られるようになります。これは、マラセチア菌から分泌される酵素リパーゼが脂肪酸を作り出すからです。それが原因で炎症が起こりやすくなり、更にこの状態が続くと、髪に栄養が行き届き辛くなってしまいます。そして正に、これが薄毛の要因なのです。

 

脂漏性皮膚炎の場合、速やかな治療を望む場合には、皮膚科の病院で治療することができます。ステロイド剤の処方や菌の働きを抑える抗菌剤の塗布といった治療が一般的。また、痒みを抑える為の内服薬やビタミン補給を目的としたビタミンB1、B6、B12や亜鉛を処方してもらうことも可能です。