フケが出たら脂漏性皮膚炎の危険シグナル?

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フケが出たら脂漏性皮膚炎?

単なるフケ症と思っていたら「脂漏性皮膚炎」だった?!

フケが多くなったらまず「脂漏性皮膚炎」を疑ってみる。

フケが出たら脂漏性皮膚炎?

人の髪の毛や洋服の背中にフケがついていたら、不潔な感じがしてイメージダウンにつながりますよね。ふと、自分で頭をかいてみると少量ながらフケが落ちてきたという経験はありませんか?

フケの量は違いますが、健康な頭皮でも発生するものです。新陳代謝により頭皮の角質細胞がはがれているので、それ自体が病気と言うことはありません。しかし、フケの量が多い、シャンプーをしているのにフケが出る、よく頭がかゆくなる、抜け毛が気になるなどの症状はありませんか?それはもしかして「脂漏性皮膚炎」の危険シグナルかも知れません。

「脂漏性皮膚炎」は、カビ(真菌)などによって脂が分解され、頭皮に炎症が起こる病気です。驚くことにこのカビは誰の皮膚にもいます。しかし様々な要因で人によっては異常に増えることが知られています。その要因には、「洗髪不足」「ビタミンB2・B6の欠乏」「睡眠不足」「食生活の乱れ」「ホルモンバランスの崩れ」「ストレスの多い生活」などがあげられています。

「脂漏性皮膚炎」は頭皮だけに限らず、鼻のわきや耳の中、耳の後ろなどの皮膚もポロポロとむけたりかゆみが出たりします。このやっかいな「脂漏性皮膚炎」を治すには、シャンプーだけでは改善が期待できないでしょう。相手はカビ(真菌)なので手がつけられません。いろんなシャンプーや塗り薬を試すよりも、まず皮膚科など早めに診療を受けて相談することをおすすめします。

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単なるフケ症と思っていたら「脂漏性皮膚炎」だった?!

もともとフケが出やすいタイプだったのであきらめていたけれど、なんだか最近フケが多くなってきた、頭皮だけではなく鼻のわきの皮膚も赤くなってはがれてきた・・・そんな症状はありませんか?それは「脂漏性皮膚炎」の可能性が大です。「脂漏性皮膚炎」は新陳代謝による皮膚のはがれではなく、カビ(真菌)が繁殖して炎症を起こす治りにくい皮膚病です。

驚くことにカビは、常在菌と言われ誰の皮膚にも住みついて、人の皮脂や汗などの成分をエサにしています。そのカビが急激に増殖して、かゆみやフケを伴うのが「脂漏性皮膚炎」です。

さらに「脂漏性皮膚炎」によるフケは、かゆみだけではなく脱毛の原因にもなります。

髪は毎日洗うことが理想ですが、その際は低刺激のシャンプーを使いましょう。過度の洗髪は、頭皮の脂を必要以上にとってしまいフケの発生をさらに増やすこともあるので要注意です。

対処法としては、まずは早めに皮膚科などの専門医に行こことが肝心です。カビ退治はお医者さんに任せましょう。抗真菌薬のシャンプーやビタミン剤、ステロイド系抗炎症薬など、症状に応じて治療方針を案内してくれます。

いずれにしても、単に「フケ症だから・・・」と放置しておくことが一番あぶないこと。頭、顔がかゆくなり、髪の毛も抜けていってしまいます。自分のために、早めに行動を起こしましょう。

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フケが多くなったらまず「脂漏性皮膚炎」を疑ってみる。

最近かゆみをともなったフケが多くなってきた、よくみると赤く炎症を起こしている、耳の中までかゆい感じがしてきた、そんな症状はありませんか?フケは健康な頭皮でも発生しますが、大量のフケやかゆみはやっかいな皮膚炎「脂漏性皮膚炎」の疑いがあります。

「脂漏性皮膚炎」は、皮脂分泌の多い顔や頭部にフケのような付着物をともなって湿疹やかさぶた、紅斑が見られる皮膚炎です。そのままにしておくと、かゆみや赤みが広がっていく恐れがあります。「脂漏性皮膚炎」がいわゆるフケ症や乾燥肌と違う大きな特徴は、原因がカビの一種(真菌)だということです。

カビは誰の皮膚にも存在しますが、日常生活の中でそのカビを暴れさせる要因があり、例えばストレス、睡眠不足、ホルモンバランス、ビタミン不足、洗顔・洗髪不足などです。一度「脂漏性皮膚炎」になると、なかなか治りにくく、専門医に相談する必要があります。お医者さんが処方した塗り薬や飲み薬を根気よく続けて、そして大事なことは日常の生活を改善することです。

身体を常に清潔にする、ビタミンB群、食物繊維が多く取れるバランスの良い食事を心がけましょう。

「脂漏性皮膚炎」はそのままにしておくと、やがて抜け毛が多くなり、薄毛の原因となっていくので、早めの対処が肝心です。

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