脂漏性湿疹

目次

脂漏性皮膚炎とは?その1

脂漏性皮膚炎とは?その2

脂漏性皮膚炎とは?その3

脂漏性皮膚炎とは?その1

頭や顔、鼻周り、耳の裏が痒くてたまらない・・・。

なんだか顔に湿疹が出来た。頭皮が臭うような気がする。

そんな症状に心当たりはありませんか?

もし、心当たりがあるという方は、ひょっとすると脂漏性皮膚炎(別名、脂漏性湿疹)になっているかも知れません。

普段あまり聞きなれない単語かもしれませんが、この湿疹症状は「マラセチア」という真菌類(いわゆるカビ)によって引き起こされるものと考えられています。「マラセチア」そのものは常在菌ですので普段からヒトの皮膚表面に存在しているのですが、皮脂を栄養にして増えていきますので、皮脂の分泌量が多い頭皮・鼻・耳の裏などの部位のケアが不完全な場合、異常繁殖してしまって脂漏性皮膚炎を起こしてしまうのです。

逆に言えば、皮脂の分泌量が適切にコントロール出来ていれば、炎症を起こしにくい状態を保つことが出来るわけです。皮脂は取り過ぎると逆に分泌量が増えると言われていますので、通常の市販シャンプーではなく頭皮と毛髪のケアに優れた育毛シャンプーの中から選ぶことをお薦めします。

育毛シャンプーの中には真菌類の繁殖を抑えたり、頭皮の状態を正常に近づける効果の高い商品がありますので、そういったシャンプーを使えば日々のケアで脂漏性皮膚炎を予防することができますので、上記のような症状に心当たりのある方は、シャンプー選びの際にどういう効果を持っているのかをチェックしてみましょう。

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脂漏性皮膚炎とは?その2

育毛シャンプーをお探し中の方へ。

普段から頭皮の状態に気になることがあるという方はシャンプー選びには十分にご注意ください。もし、『頭皮が痒い・臭う』『耳の裏や鼻の脇が痒い』『湿疹かも?』『皮膚が剥がれたようなフケがある』『フケがなんだかネバつく』といった症状がありましたら、ひょっとすると脂漏性皮膚炎かもしれませんよ?

この皮膚炎は、頭皮や顔の皮脂に含まれる「トリグリセリド」が「マラセチア」という真菌類(カビの仲間)に分解されて、その廃棄物が皮膚を刺激することで皮膚炎を生じさせてしまうことが発生の原因とされています。「マラセチア」が栄養とする皮脂を減らすことで発生を予防することが出来ますので、育毛シャンプーを選ぶ時は頭皮環境への効果が重要なチェックポイントの一つと言えるでしょう。

その為のシャンプー選びですが、一般的に皮脂の洗浄力が高すぎると皮脂の分泌が逆に増えると言われています。また、洗浄力が低すぎると逆に皮脂を取りきれずに溜まってしまいます。両方共、脂漏性皮膚炎の原因になってしまう可能性がありますので、自分のお肌の質を見極めてその育毛シャンプーが一番良いのかを考えて選ぶことが大切と言えるでしょう。

シャンプーの中には、皮脂の量を適切な状態に整えてくれるものもありますので、脂漏性皮膚炎が気になる方はそういった商品を選ぶことをお勧めします。

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脂漏性皮膚炎とは?その3

せっかく育毛シャンプーを使っているのに皮脂がなんだか多くて困っている。。。

そんな方はご注意ください。皮脂の分泌量バランスが崩れたまま放っておくと、いつか脂漏性皮膚炎になってしまうかもしれませんよ?

これは別名『脂漏性湿疹』とも呼ばれていまして、その名の通り脂漏(皮脂が過剰に分泌している状態)が原因で起こる湿疹(皮膚炎)とされています。「皮脂って誰でもあるんじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、その分量が問題になってきます。

皮脂が多すぎると、それを栄養とする「マラセチア」という真菌類が異常発生してしまい、「マラセチア」が皮脂を分解したあとに残留する酸化物が皮膚炎を起こしてしまうと考えられているのです。いわば、日々のケアで処理しきれずに溜まってしまった皮脂に、カビが生えてしまったような状態です。

脂漏性皮膚炎は、頭部の中でも特に皮脂腺の多い頭皮・Tゾーン・皮脂汚れが溜まりやすい耳の裏などでよく起こります。痒みを伴う湿疹のような状態になり、時には加齢臭とはまた別の悪臭を放ちます。また、もし頭皮で起こると皮膚が剥がれてカサブタになったかのような粘ついたフケが沢山発生して、見た目的にも大ショック!ということになりかねません。

そうならない為にも、頭皮の状態を正常なままキープするための日々のケアが大切になってきます。色々とシャンプーには種類がありますが、皮脂の環境を正常なまま維持して脂漏性皮膚炎を未然に予防する効果がある育毛シャンプーをお薦めしたいと思います。