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頭皮のにおい
満員の電車やバスの中で自分の頭皮のにおいが気になることはありませんか?
また、毎日シャンプーをしているのに枕に独特の脂臭さが着いていたりと、頭皮のにおいを気にされている方は数多くいらっしゃいます。
頭皮がにおってしまう主な原因は2つ、
「酸化した皮脂」のにおいと「細菌がつくる」においです。
原因その1:「酸化した皮脂」のにおい
皮脂は本来頭皮を守るために重要なものです。
しかし、皮脂は分泌されて空気に触れることで酸化し、体臭成分を作り出します。
一般に加齢臭と呼ばれるニオイも皮脂が酸化したニオイ(ノネナール)の一種です。
よく「お父さんの枕がくさい」という話を聞きますが、枕に不着した独特のにおいは、皮脂が酸化したにおいです。
皮脂の酸化による頭皮のにおいは、皮脂が過剰に分泌される程、より強くなっていきます。
また、脂っこい食事を好む方も頭皮のにおいが強くなります。
原因その2:「細菌がつくる」におい
頭皮の臭いの原因として、頭皮のフケを栄養源に細菌が繁殖し、強いにおいを放つことがあります。
フケは頭皮の角質や皮脂が入り混ざったもので、タンパク質がとても豊富です。
フケが増えれば当然細菌の量も増え、頭皮の臭いも強くなる可能性が高くなります。