薄毛と抜け毛の関係とは?

目次

薄毛と抜け毛の関係とは?その1

薄毛と抜け毛の関係とは?その2

薄毛と抜け毛の関係とは?その3

薄毛と抜け毛の関係とは?その1

髪の毛には毛周期というものがあり時期がくると自然と抜け落ちます。とは言っても毛は一斉に生えたわけではないので、そのタイミングもバラバラです。犬など動物を飼っている人だと分かり易いと思いますが、季節の変わり目には犬も人間も毛が抜ける量が増え、人間の場合は特に秋などだと一日に実に200本もの毛が抜け落ちることもあると言われています。

平均的な抜け毛の本数はではどれほどかと言うと、個人差もありますが一日でおよそ50~100本程度抜けると言われます。これは知らないうちに抜け落ちていたり、シャワーや就寝時に抜け落ちていることも多くなかなか実際に数えるのは難しい(手間がかかる)とは思います。

ですので、抜け毛が自分は多いのでは、薄毛になってしまったらどうしよう、と取り越し苦労をされる人も多いのですが、平均的には人間の頭にはおよそ10万本ほどの毛が生えていますし、ただ抜けていくだけではなく新しい毛も生まれますので普通は気にしなくても問題はありません。

ただし、明らかに異常なまでの抜け毛が確認されたり、フケの量が以前と比べて多くなったり、頭に痒みがあるなどの症状があった場合は放置すると薄毛や、最悪禿げに繋がったりする場合も少なからず存在します。このような以前にはなかった何かがある場合は、頭皮が異常を知らせてくれるものです。

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薄毛と抜け毛の関係とは?その2

「私、人より抜け毛が多いと思うんだけど…」なんて心配になる人も少なくありませんが、血圧などと違い、明確に何本落ちた、という指標を得るのが困難であるために不安を煽っているにすぎません。それはそうでしょう、落ちた毛を一本一本数えるわけにはもちろんいかないので、厳密にどれほど毛が抜けていたら抜け毛が薄毛や脱毛症に繋がるか知り得ることはなかなかできません。

ただあまりにも抜毛の数が突出して多く感じる場合は薄毛になる兆候でしたり、他の病気である兆候という場合も少なくありません。

例えば急激なダイエットに臨んで栄養失調になった場合に急激に抜毛が増えてしまったり、頭皮への真菌など、細菌の増殖、男性・女性ともにホルモンバランスの異常、甲状腺ホルモンの異常、ストレスなどの蓄積や化学的な投薬治療を受けている場合も同様に抜毛が増えることがあります。

つまり抜毛が増えた場合はそれは何らかの悪い意味での体調の変化を表すシグナルと受け止めてもいいでしょう。薄毛に関しては異常を感じた時点で早めに皮膚科に行くなどの対処をすれば改善が可能な場合も多いので、もし抜毛の様子がおかしいな、という要素があれば念のため通院してみるのも良いでしょう。

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薄毛と抜け毛の関係とは?その3

薄毛と抜毛とは切っても切り離すことができない存在です。

薄毛を引き起こす原因は日々の生活習慣であったり、ストレス、細菌に感染した場合、頭皮が乾燥しすぎているなど実に様々な原因がありますが、毛の抜ける量がいつもより多いな、変だなと思った場合にプラスアルファで以下のような症状が見られる場合はなんらかの対処を早急に始めたほうが良いでしょう。

 

・頭皮に痒みがある、乾燥しているような感がある

・最近生えてきた毛が以前より細く、ハリやコシがない

・フケの量が以前より明らかに多い-シャンプーをしたばかりなのに大量のフケが出る

・フケが脂ぎっている、またはウロコ状で大き目のものも多い

・元々血行は良くない方だ、もしくは喫煙や飲酒などの嗜好がある

・頭皮から汁のようなものが出る

・体調や体質、症状を変えるための投薬を受けている。

こういった症状(状態)がある場合は、毛が抜けやすくなり、かつ頭皮に異常をきたしている状態であるために新しく生えてくる毛の量も頭皮が健康な時に比べ少なくなるものです。

また症状が進行することで単なる抜毛ではなく薄毛などに繋がる可能性も決して少なくはないのです。

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