頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)

目次

頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その1

頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その2

頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その3

頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その1

小まめにシャンプーしているのにフケが出るあなた、フケと勝手に決めつけないでください。

特に黄色味をおびた発赤ができ、強いかゆみがあると「脂漏性湿疹」という皮膚炎が考えられます。

脂漏性皮膚炎は、常在菌の一つマラセチアというカビ(真菌)が、皮脂を好むため、頭皮などに皮脂分泌が多く発生すると、その代謝物が皮膚に炎症を引き起こす頭皮のトラブルの一つと言われています。

皮脂は、表皮の下にある皮脂腺から分泌されるあぶら(脂)で、乾燥や細菌などから皮膚を守る大切な脂肪性物質です。ホルモンが皮脂分泌を促進するため、思春期から更年期、さらに老人になるに連れ頭皮トラブルの脂漏性湿疹が多くみられるのが一般的です。

治療法、ケアには、毛穴の汚れを取り除く育毛シャンプーなどで洗髪し、頭皮を清潔に保つことが最も大切です。

重症化を避けるためには、早めに医師に相談し治療を行うことともに、ビタミンB群を含むバランスの良い食生活、十分な睡眠をとり、ストレスや過労に注意するなど生活改善に努めましょう。また、頭皮の清潔さには、適度な皮脂を保つ育毛シャンプーがおすすめです。

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頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その2

フケ、かゆみでお悩みの方、「自分はフケ症なんだ」と軽く考えていませんか?

頭皮のトラブルから皮膚を守っているのは、皮脂の働きによるものです。皮脂は、傷つけても出血しない表皮のすぐ下にある皮脂腺から分泌される脂肪性の物質で、肌や頭皮の乾燥を防ぎ、防水効果や細菌の侵入を防ぐ働きをしているものです。これが過度に分泌されると、常在菌であるマラセチアというカビ(真菌)が増え、その代謝物が頭皮に「脂漏性湿疹」という皮膚炎を引き起こします。頭皮が荒れている表皮がはがれてくるとフケ症と勘違いをしてしまうものです。

早めに医師に相談し治療することが大切ですが、何より頭皮のトラブルの起こらない環境を整えることが重要です。そのためには、育毛シャンプーなどで洗髪し、常に頭皮を清潔に保つことです。

頭皮の清潔さは、無菌にすることではありません。毛穴の汚れを取り除き、頭皮環境を改善してくれる育毛シャンプーで洗髪するなど、皮脂の働きを妨げないことなのです。

また、野菜を多くとりバランスのよい食事、十分な睡眠、ストレスのたまらない生活改善はケアと病気の予防になります。

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頭皮のトラブルⅠ 脂漏性湿疹(皮膚炎)その3

思春期にはじまる頭皮トラブルに「脂漏性湿疹(皮膚炎)」があります。皮膚を守る皮脂(表皮の下にある皮脂腺から分泌する半流動性の脂肪性物質)はホルモンの増加に刺激され分泌が促進、過剰になるとマラセチアというカビ(皮膚の常在菌)が皮脂を好むため、皮脂の多い環境下で異常増殖すると、その代謝物が皮膚に炎症を起こし頭皮トラブルのもとになります。これが脂漏性湿疹です。成人では慢性化するケースが多いようです。

慢性化する前に医師に相談し早めの治療が必要です。治療をより効果的に行うためには育毛シャンプーで頭皮の環境を清潔に保ち、ビタミンB群を含む野菜などを取り入れ、バランスのよい食事に心がけ、十分な睡眠をとるなどストレスや過労に注意し、規則正しい生活改善を実行することが大切です。

脂漏性湿疹は、患部が発赤して激しいかゆみと頭皮がはがれてフケ症に似た症状が見られます。この時、髪のすすぎ不足や洗いすぎに気をつけ、育毛シャンプーなどで頭皮の清潔な環境を整え、マラセチアの増殖を抑制し、皮膚の乾燥や細菌の侵入を防ぐ皮脂の働きを保つことが、再発とケアにつながりますので、普段から根気よくケアをつづけていきましょう。

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