50代男性に起こりやすい薄毛の原因

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50代男性に起こりやすい薄毛の原因1

50代男性に起こりやすい薄毛の原因2

50代男性に起こりやすい薄毛の原因3

50代男性に起こりやすい薄毛の原因1

20代では5人に1人、50代ともなると2人に1人の男性が薄毛に悩んでいるといわれています。

実際に検証してみると、20代よりも50代の方が、毛が細く弱ってしまい、さらに、一日に抜けおちる量もかなり増えています。

では、どうしてこんな現象が起こってしまうのか、原因を探ってみましょう。

まず、一番に言える原因は、何と言っても加齢です。男性だけでなく、女性にも言えることですが、年を重ねるにつれ、筋肉的体力的に衰えていきます。それと同時に体の活動力もかなり低下していくのです。細胞の活発さもどんどんと働きを弱めていきます。

体力的に元気な男性であっても、50代を迎えるとだんだんとホルモンバランスも乱れやすくなってしまいます。昔なら徹夜で飲んだり、仕事をしたりしても体は大丈夫だったのに、最近はすぐに体が疲れやすくなってしまうという人も増えてくる年代です。

少しでも体に負担をかけるだけで、ホルモンバランスが乱れてしまうようになります。すると、髪を若々しく黒々と保ったり、脱毛を防いでくれるホルモンの分泌量が減ってしまいます。

逆に、髪を抜けやすくする男性ホルモンの分泌量が増えてしまいます。その結果、薄毛を引き起こしてしまうのです。

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50代男性に起こりやすい薄毛の原因2

50代男性で薄毛に悩む人たちの生活を見てみると、その薄毛の原因を見る事が出来ます。

多くの男性を観察していて考えられることが、たばこを吸うことです。

本来であれば、普段から生活習慣を正しくして、早寝早起きをして、三食きちんとした食事をとり、適度な運動をしていると体は健康に保たれます。その結果、黒くて太い毛髪が生えてくるので、薄毛とは無縁の生活を送る事が出来ます。

しかし、たばこを吸うとなると、事態は一変します。というのも、たばこを吸うことで、一気にからだ中の血管が収縮します。その結果、血流が悪くなるのです。

髪は毛根から生えて育っているところ、血流が悪くなると、どうしても毛根への栄養が滞りがちになります。

毛根へ十分な栄養がいかなくなると、今度は、髪の毛の発育が阻まれてしまうのです。その結果、必然的に髪が十分に育たなくなります。人によっては鶏のひなのような弱々しい毛髪しか育たなくなるのです。

また、毛根への栄養がいきわたらない状態が続くと、今度は、髪が抜けやすくなります。血流が悪い中やっと育った毛髪も、毛根が弱くなると簡単に髪が抜けていくのです。

50代で髪に悩んでいる男性は、たばこをやめるほうが好ましいといえますね。

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50代男性に起こりやすい薄毛の原因3

50代男性で薄毛に悩む人が病院に行って検査をしてみると、壮年性脱毛症になっていると診断されることがあります。この壮年性脱毛症は、50代から60代にかけての男性に多くみられる症状です。

壮年性脱毛症の症状としては、抜け毛の量がどんどんと増えてしまうことです。しかも、これは生活などとはかかわらず遺伝子レベルでの問題となっているのです。

では、壮年性脱毛症になってしまう原因は、どんな理由からでしょうか。

第一に、多くの学者の見解として、年を重ねることが壮年性脱毛症を引き起こす原因といわれています。

年齢を重ねると、どうしても体が衰えてホルモンバランスも悪くなっていきます。そして、男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量が今までとは異なり、増えていくのです。

テストステロン単体では、抜け毛の原因には直接にはならないのですが、5aリダクターゼという酵素とテストステロンとが結びつくことによって、ホルモンの性質が変わります。

5ジヒドロテストステロンという変異したテストステロンは、発毛を遅らせる働きを持っています。したがって、それまで元気に生えてきていた毛髪が生えなくなります。そして、抜け毛も増えていき薄毛へとつながって行くのです。

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